「一人っきりの東野圭吾フェア」とか言っておきながら、早くも違う小説(^^;。
相場英雄さんの「デフォルト」を読んだ後、いくつかダイヤモンド社の経済小説を図書館に予約しておいたら、早速順番が回ってきた、というか予約ゼロだったので即近くの図書館へ取り寄せられた。人気ねえなあ。
テレビの報道局を舞台にした小説というと、ジャンルは違えども今は亡き野沢尚さんの傑作「破線のマリス」が真っ先に思い浮かぶが、さて本作は如何に...
関東テレビ・報道局のエース小林昭介は、局の看板ニュース番組「ワールド・ナウ」のプロデューサーに任命される。社内抗争や外部プロダクションとの癒着で疲弊していた同番組は、小林のテコ入れで順調に視聴率を取り戻していく。ところが、あるとき視聴率操作事件が発覚。何よりも視聴率を優先する業界構造が必然的に引き起こした事件だった。小林は、年間2兆円という巨額の広告収入に安住し、トカゲの尻尾切り的な対応で事態収拾をはかる経営陣に失望する。そして、質の高い番組作りと視聴率獲得のはざまで苦悩を深めていくのだった…。第一回ダイヤモンド経済小説大賞・佳作受賞作品。(Amazonレビュー)
いや〜、Amazonのレビューってうまいねえ。思わず大傑作に思えてくるよ(^^;。だいたいさあ、レビューにある「ところが、あるとき...」以下の事件って全体の分量の3/4以上も過ぎてからやっと出てくるんだよ。そして主人公はわずか60ページ足らずの間に特段苦悩することも無く、あっさり会社を辞めて行く...。って、あれっ?なんかストーリー展開というか、分量配分間違ってないか?
元民放テレビ局プロデューサーだけあって視聴率至上主義を突っ走るテレビ局の舞台裏は、真実に近いんだろうけど、まあ誰しもある程度は想像の付く世界なので、特段の面白みもなし。
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